こんにちは、ちゃんはるです!
ヴァイオリン講師をしている中でよく寄せられるお悩みが「楽譜が読めない」というもの。
生徒さんの中には、他の楽器を習っていたから音符が読める!という方もいらっしゃいます。
ただ、大人になってから初めて楽譜と向き合う方、言葉も読めない未就学児にとって楽譜を読むことは難しく思えるかもしれません。
でもそんなお悩みを解決してくれる本があります!「楽譜の読み方のコツ」が凝縮されているものです。
今回は初心者の方にオススメの本をご紹介します!
もくじ
【図解で子供も読みやすい】いちばん親切な楽典入門
【いちばん親切な楽典入門/轟千尋/新星出版社】は、うちの教室に入ってきた「音符の読み方がわかりません…」という生徒さんに1番にオススメしています。
その魅力は、図解でわかりやすいことです。音符の読み方の他にも音楽の基礎も詳しく子供でもわかりやすく書いてあるので楽譜が読めるようになること以外にも知識が身につくでしょう。
さらに、CDまで付いているので楽譜に書いてある音を目で追い、その変化を耳で聞くことができます。
イメージをフル活用しながら読み進めていくといいでしょう♪
【豆知識が深い】よくわかる楽典の教科書
【よくわかる楽典の教科書/小谷野謙一/ヤマハ出版社】は、楽譜も読める上に、コードの勉強もできるのです。ポップス音楽に興味のある方も勉強になりますね。
もちろん、楽器初心者にはわかりやすいですが、クラシック音楽が好きな方が読んでも楽しい構成でしょう。普段からどことなく気になっていたことを章末の豆知識のページで解決できるのです。
20年以上、音楽を学んでいる私も「へぇ〜!そうだったのかぁ!」とたくさんの新発見がありました♪
【話し言葉でわかりやすい】楽譜をまるごと読み解く本
【楽譜をまるごと読み解く本/西村理・沼口隆・沼野雄司・松村洋一郎・安田和信/ヤマハ出版】文章として捉えたい方にこの本をオススメしています。
楽譜についての知識がグッと深められることでしょう。楽譜の歴史などが詳しく説明されているので、上記2冊とは違う方向から楽譜を学ぶことができるでしょう♪
音符が1日で読める方法は、コレだ!!
「小さい子供は文字が読めないから本は無理…どうやって理解するの?」という疑問を持ったあなた…
これまでたくさんの未就学児を指導してきた私がしてきたこと、それは「音符フラッシュカード」です。
必要なもの
- 五線譜(五線が大きい方が良い)
- 筆記用具・ハサミ・のり(両面テープだと便利)
- 単語帳(なければ厚めの紙)
もちろん大人でも使えます。「第何線に音符が挟まってるのか」を反射的にわかるようになります。九九と同じ原理です。まずは2オクターブほど覚えてみましょう。
いかがでしたか?楽譜が読めずに楽器を諦めた方もいると思います。これを機会に再チャレンジできるかもしれませんね!