こんにちは!東京を拠点にオンラインでバイオリンレッスンをしているはるか先生です。
よく生徒さんに海外でのお話をするのですが、みなさんとても興味津々に聞いてくださいます。一見、私のプライベートとレッスンって関係なさそうに思えるかもしれませんが、海外での様々な経験が私の成長につながったのは事実です。
まだ覚えているうちにブログにしたいとおもいます♪
今回は「航空券なんと往復4万円でウィーンからニューヨークに3泊4日で弾丸一人で貧乏旅行」した記事です。
- 2019年5月の内容であること
- コロナ禍以前の世界であること
です。
時は過ぎ疫病も流行り、世界情勢は変わりました。責任はとれませんので旅行の参考にする際にはまずご自身でよく調べてくださいね!
それでは振り返っていきたいと思います
もくじ
よし、ニューヨークに行こう!
実際、ウィーンでの生活に飽きていた私。日本から約9000キロ離れたとはいえ周りには日本人の友達もたくさんいるし、観光客向けに日本語が割と溢れていたし、語学学校はサボっていたしバイオリンのレッスンは週1だけで音楽院の授業もなかったし、とにかく、刺激が足りない。
そんなときにぼんやり眺めていた格安航空券。
ウィーンから行き先をパリにしたり、ロンドンにしたり、エジプトにしたりギリシャにしたり…
ちなみにパリはウィーンから往復60ユーロ(日本円で7000円ほど)でいけるマジで【往復】で。
時間はあるがお金はない苦学生だったので、音楽祭やレッスンなど自分がスキルアップするならまだしも、遊びで旅行に行けるような状況ではなかった。
脳内で「ここにいったらこんなことができるのに」と妄想していた矢先、行き先をニューヨークにしたところ出た表記が【往復約4万円】
▲実際に行った便とは異なりますがあまりにも安い検索結果に驚いた時のスクショ
え!往復4万円でニューヨークに行ける!?
「昼寝が趣味」である出不精の父の血を、不幸にも色濃く受け継いでしまった私は出不精インドア派人間だった。音楽を極めるためならフットワークは軽いが、友達と旅行なんて面倒くさすぎて行ったことがない。アウトドア派の母から旅行に誘われたらついでに行く程度で、通常はずっと家にいるおうち大好き人間。別名:インドア過激派。
日本の国内旅行並みの金額でユーラシア大陸からアメリカ大陸へ行けるなんて、そんなことがあり得るのか、うまい話じゃないのか?と猜疑心が強い私は15秒くらい考えたが、せっかちでもある私はすぐに航空券をとった。お金や時間を考えてみても、日本からならニューヨークなんて絶対に行かないので金銭的にも精神的にもコスパがいい時に行くことにした。インドア思考が一周回ってアウトドア思考になっただけである。
一応母に伝えたところ「アメリカに行くなら保険にだけははいってね」と言われ、ウィーンの学生保険には入っていたが追加で旅行の保険に入った。
アメリカは注射一本で5万円する!と知り合いが言っていたのでアメリカ旅行する方、本当にマストです!
(幸いにも無事にウィーンへ帰国しましたが安心具合が違います◎)
スイス航空でウィーンからニューヨークへ!
結論から言うと、スイス航空でのフライト、とても快適でした!
機内食もおいしくて、機内で見れる映画のラインナップもとてもよかった。ここで観たのは「カメラを止めるな!」。インディーズ映画にも関わらず2018年に爆発的に大ヒットした映画。本当に面白かった。
旅程はこんな感じ
約1時間半でスイス、チューリッヒに着いて、乗り換え。その後約9時間でニューヨークに着く。
うっかりさんなポンコツはるか先生は前日までESTA(アメリカ入国の際に必要な滞在ビザ)の存在を知らず、「そのビザを取っていなかったという冷や汗事件」を経たが、結局どうにでもなるラッキーな人生なのでなんとかGETし入国した。
ニューヨーク1日目:疲れて観光できず
ニューヨークに到着したのは16時。入国審査までに1時間半かかり、外に出れたのは19時前。時差ボケもあるし、今日はなにも予定組む気もないし先に宿にいこう…
はるか先生的宿探しポイントは日本人経営のドミトリー!
苦学生の貧乏旅行なので一人旅でホテルなんてもってのほか。さすがに演奏予定があるなら翌日のパフォーマンスも考えてゆっくり休めるホテルにするが、遊び目的でアメリカ大陸に上陸してしまったので、観光にすべてを投資したい、という旅行でのポリシーを持っている。
そこで宿を探したのは掲示板サイトのMixB。ドイツに滞在していた時も使っていた。キッチンやお風呂などを共用部分として持つ家の空き部屋をオーナーさんが貸してくれるシステムだ。
航空券を取ったのと同時期にドミトリータイプのホステルを予約した。おしゃれな内装。さすがアーティスト運営のドミトリー!
アメリカ在住の日本人、アーティストのオーナーさんが運営している「マンチ王国」というドミトリー。
とても面白いオーナーさんで、現地でのお話をきかせてもらったり、ブルックリンやマンハッタンのイベントに連れて行ってもらいクラブホッピングをした。
私が一人旅行を計画して、海外でリーズナブルな宿(ホテルでなくドミトリー)を予約するときは日本人が運営しているところを選ぶ。もちろんそこの口コミやレビューをみて信頼できるかどうか自分で見極めた上だが、やはり清潔さ、安全さを重視しているので日本人が運営しているところだと異国の地でも安心できる。
マンチ王国には日本人の長期滞在者が数人居て、友達になって、初対面にも関わらずタイムズスクエアやブルックリン橋への観光に付き合ってもらった。笑
ドミトリーだと友達もできるのでこれも旅の醍醐味。特にオーナーが日本人だと、旅する日本人に出会えるので「また日本で!」と、母国で再会できる確率も高いのが嬉しいポイント。
ハンバーガー20ドル!?物価が高いよニューヨーク!泣
ドミトリーに着いたのが夜だったので夕食の調達へ。宿泊場所が閑静な住宅街だったので、どうにか飲食店を探した。
「せっかくアメリカにいるんだからハンバーガーを食べよう」という安直な気持ちで入ったハンバーガー屋さん。
WAGYU(和牛)
これで20ドル(日本円で2000円)
ソースなど調味料は自分でかけれるスタイル。
ドミトリーに帰ったら寄っていた。
長旅でこんなの足りるはずもなく・・・
ひもじい顔をしていたのだろうか、ドミトリーに住む日本人少年が私にも夕食のパスタをシェアしてくれた。や、優男~~~泣
物価が高いので基本的に自炊らしい。私も、外食が高くつくウィーンではずっと自炊していたので同じような感じ。
ここで「せっかくアメリカに来たんだからできるだけ観光地巡りして楽しんで帰らないと!!!!!」と、20ドルのハンバーガーで損して終わるかと謎に一念発起してベッドで寝ながら観光名所を探して1日目は終わり。
2日目へ続く!
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