※ニューヨーク1のブログの続きです!
こんにちは!東京を拠点にオンラインでバイオリンレッスンをしているはるか先生です。
よく生徒さんに海外でのお話をするのですが、みなさんとても興味津々に聞いてくださいます。一見、私のプライベートとレッスンって関係なさそうに思えるかもしれませんが、海外での様々な経験が私の成長につながったのは事実です。
まだ覚えているうちにブログにしたいとおもいます♪
今回は「航空券なんと往復4万円でウィーンからニューヨークに3泊4日で弾丸一人で貧乏旅行」した記事です。
・2019年5月の内容であること
・コロナ禍以前の世界であること
です。
時は過ぎ疫病も流行り、世界情勢は変わりました。責任はとれませんので旅行の参考にする際にはまずご自身でよく調べてくださいね!
それでは振り返っていきたいと思います
もくじ
ハードスケジュールなNY滞在!【弾丸一人旅の醍醐味】
大西洋を越えても怠惰な人間は怠惰なまま。1日目に何もできなかった己の計画性の無さを反省し、挽回してやる!と、2日目は緻密な予定を立てました。
予定は
- 自由の女神を見にバッテリーパーク
- 9.11のメモリアルパーク、グラウンドゼロ
- カーネギーホールツアー
- タイムズスクエア
- セントラルパーク
- ジュリアード音楽院の学生の演奏を聴きにアッパーウエストサイドへ
- ブルックリン橋(急遽)
を、結果的に1日でまわった。こんなに無駄なく動き回りスムーズに観光できるのも一人旅の醍醐味。やればできるアクティブなインドア過激派である。
ニューヨークに住むヴァイオリニストの友人に3泊4日で自分が巡ったスポットを告げると「弾丸旅行でニューヨークの主要スポットをほぼクリアしてるのはすごすぎる」と驚かれたほどの行動力だった。
自由の女神を遠くから眺めに行くの巻
まずは自由の女神を一目、見に行こうとバッテリーパークへ。本来なら船に乗って自由の女神に上って眺望を楽しむことも考えたが半日かかるとのこと。弾丸トラベラーにそんな時間はない!と、とりあえず自由の女神を肉眼で見るということを第一目標にしてバッテリーパークへ向かった。
生憎の曇り。でも海の向こうにはっきりとあのフォルムが見えた時、心から感動した。
アメリカの象徴を肉眼で見れた喜びは、言葉にできないほどの印象だった。写真で伝わらないのがもどかしいが、ぜび、人生で一度は肉眼で見てほしい。
グラウンドゼロで感じる9.11の生々しい爪痕
9.11、アメリカ同時多発テロが起きた2001年。ちょうどお風呂上りにテレビを付けたらアメリカが大変なことになっていた。
あのとき小学生だった私は、遠い異国の地で起きた悲劇を、同じ星で起きたことだという実感をもてないまま過ごしていたが、グラウンドゼロに立ち寄ってみた。
大きな人口滝の周りに犠牲者の名前がひとつひとつ彫られている慰霊碑。名前部分に献花が差し込まれているのを見て、とても居た堪れない気持ちになった。被害者や被害者家族の悲しみはまだ続いているのを痛感した。グラウンドゼロを経て、9.11を迎えると、あの地に赴いた自分と、無関係ではないような気持になる。二度と起こってはいけない、最大の悲劇。
メモリアルミュージアムに行きたい気持ちを抑え、次の目的地へ!
憧れの場所、カーネギーホール
知る人ぞ知るカーネギーホール。どのくらい憧れていたかというと小学校の卒業文集に「将来の夢はカーネギーホールで演奏すること」と、当時ほぼ練習しない小学生だった私が書いたような場所。
実話を基にした映画「ミュージック・オブ・ハート」でメリルストリープ演じるヴァイオリン教師のロベルタが感動のクライマックスでカーネギーホールで演奏する。
▲バイオリン学習者はマストな映画!
カーネギーホールでいいコンサートはないかなぁ、と探しても気になるアーティストもおらず…なんならニューヨークで活躍する音楽家は、当時私が住んでいた芸術の都ウィーンに演奏しに来るのでわざわざ「演奏を聴きに」カーネギーホールに行く必要はなかった。
でもどうしても行きたい!!!ということで調べに調べたらカーネギーホールツアーというものがあるとのこと。私のためにあるようなツアーだ。早速申し込んだ。
なんと写真撮り放題、ムービー撮り放題。#CHTour というタグを付けてSNSに載せていいとのこと。
写真撮影禁止ばかりの日本とは違うな、と先進的な海外の良さを味わった。
タイムズスクエアで連想したのは渋谷!?
ニューヨークといえば行っておきたい場所はるか先生的ランキング1位「タイムズスクエア」
カーネギーホールの近くだったのも幸い。昼だったけど行ってきました。
あのチョコの本社タイムズスクエアにある。
それにしても渋谷じゃないですか?
これは渋谷↑
夜のタイムズスクエアにも行ってみたかったな。次の機会に!
セントラルパークに向かう前に、当時、世の中を騒がせていたトランプ大統領のトランプタワーを発見。
中に入るとまず荷物検査がありました。それを通過すると、吹き抜け!
スタバはスタバでちょっと笑いました。さすがに「トランプスターバックス」ではなかった…笑
想像以上に広大なセントラルパーク
セントラルパークに着く前に食べたポテト、
これで7ドル(日本円で700円)!高い!と思いながらも「昨日のハンバーガーに比べたら安いか・・・」と、ありがたく食べました・・・
セントラルパークは公園だと思っていたけど、公園どころじゃなかった。町2つ分はあったと思う。これも現地に行って体感してほしい。
緑広がる公園と高層ビルの融合が良かった
観光客のイタリア人女子軍団の撮影を手伝ったら私の写真も撮ってくれた。笑
大切な携帯を他人に預けて撮影してもらうときはいかにも観光客!な感じの人にお願いすると安心、と、世界中を一人でバックパッカーしていた友人が言っていました。
どうにかこうにかセントラルパークを出て、ジュリアード音楽院へ。
▲公園と古い建物が共存してていい感じ
まさかのアッパーウエストサイドに40分かけて歩く!
ジュリアード音楽院に到着。ここで学生のコンサートを聴く予定。
ジュリアード音楽院といえばバイオリンを習うきっかけとなった世界的バイオリニストの五嶋みどりさんが通った学校。、(私が3歳の時に観ていたセサミストリートに五嶋みどりさんが出演していたのがきっかけ)
他にも世界で活躍する音楽家が学んだり、教鞭をとったりしている、端的に言うと、エリートが集まる学校だ。
しかし!演奏会はここではないことが発覚!40分歩いたところのアッパーウエストサイドにある施設ということ。
時間はあるので歩くことにした。
アッパーウエストサイドといえば映画のロケ地にもなった高級住宅地。
▲これでNY気分を味わってみてはいかがでしょう・・・
角を曲がったらメグライアンが出てくるんじゃないか?とさえ思ったほど、映画のまんま。
▲日本語発見!
▲まさかNYでいきなりステーキを見かけるとは…閉店してたけど笑
40分ほど歩くと到着!
▲音楽好きな方々が集まっていた。無料のクラスコンサート
私の十八番でもあるグリーグのバイオリンソナタをジュリアード音楽院の学生が弾いていました。
なんとか帰路につき、へとへと・・・
なんかやっていた。アメリカにきた!!!!という実感をこの人々のノリで感じました。ウィーンの人たちよりノリが良い!笑
これぞ異文化体験。
ドミトリーに帰ったら猫に加えて犬がいた。
「ブルックリン橋に連れてって!」
ドミトリーでは、ニューヨークで古着の買い付けをしている日本人の男の子と出会った。異国の地では母国が同じであれば、はじめましてから仲良くなるまでは秒である。
私がウィーンから弾丸旅行をしていることを話したら「じゃあブルックリン橋は行ったほうがいいっすね~」とのこと
時差ボケで遠慮のかけらもない私は「え!じゃあ今から連れてって!」と、お願いしてプランにないブルックリン橋へ他人を巻き込んでいくことにした。
ブルックリン橋はニューヨークを舞台とした映画やドラマにたくさん出てくる観光名所である!
ジェームズ・マンゴールド監督の「ニューヨークの恋人」、ウディ・アレン監督の「アニーホール」、アメリカの連続ドラマ「セックス・アンドザ・シティ」など、ニューヨークと言ったらブルックリン橋!といっても過言ではない。
▲ニューヨーク気分を味わいたいあなたへ。。。ブルックリン橋が出てきます。
初対面の人間に「連れてって!」といえる己のコミュニケーション能力、人選の成功率の高さは私の自信のひとつである。
そうこうしているうちにブルックリン橋に到着。
橋の足元は板1枚。その下は道路なので「底が抜けたら死ぬ・・・」と夜なのでなおさら怖かった。
ただ橋を歩き続けると目の前に広がる夜景が本当に美しかった。
▲これもぜひ肉眼でみてほしい。
美しい夜景を保つためビルの明かりは点灯しつづける
観光地ということもあって、夜景をみに訪れる観光客はたくさんいる。0時前にも関わらず向かいのビルは光っていた。連れて行ってくれた友人曰く、美しい夜景を保つためビルの明かりは点灯しつづけるらしい。
その恩恵にあやかりながら、ニューヨーク、本当にきてよかった、と幸せを噛み締めていた。
ちなみに、ここからの景色も芸能人が良く撮る撮影スポット。次は昼のダンボエリアに行きたいな。
帰りに「これ美味しいから食べてほしい!」とクリームの入ったパンをくれた。
▲朝ごはんにした。犬、フレームイン。
私の突発的観光意欲に振り回されたにも関わらず、彼は本当にジェントルマンなのであった。(インスタつながってるから今度連絡してみよう)
3日目に続く!
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