こんにちは!オンラインでバイオリンが習えるMOONバイオリン教室です。
転勤や就職、進学による引っ越しでこれまでと環境が異なる場所に住み始めるとなると満足に練習時間が取れるか不安ですよね。カラオケやスタジオ、公民館などを借りて練習もできますが、金銭面や利用時間や予約の手間を考えると毎日のようにはいきません。
「これまでは自由にバイオリンが弾けていたのに新しい環境で練習できるか不安…」
という声を度々聞きます。
私は、今でこそ楽器可マンションに住んでいますが、学生時代は女子寮・木造アパート・一般的なマンションと防音加工がされていない場所に住んでいました。防音グッズを持っていたため夜中に練習しても苦情がくることはありませんでした!
今回はバイオリン練習において便利な防音グッズを紹介いたします!
もくじ
騒音問題は避けたい!
「防音室を作ったほうがいいですか?」と聞かれたこともありますがさすがに弦楽器であるバイオリンでは防音室は必要ないでしょう。(そりゃぁ、あるなら最高です!)
トランペットなどの管楽器、声楽、ピアノは音量がバイオリンより大きいので防音室は必要かも・・・
※いくら同じ弦楽器だからといっても、エンドピンを刺さないといけないチェロになってくるとさすがに防音室が必要かもしれません。
音量が大幅カット!消音器(ミュート)
私が生徒さんたちにおすすめしているのが金属のミュートです!
シルバー
ゴールド
色んな素材、形のミュートがありますが、やはりコマの上全体に装着する金属のミュートが一番おすすめです。
バイオリンの音が鳴る仕組みは弦の振動です。コマの上に装着することによりその振動を止めることが可能です。
プロバイオリニストでも大人数の楽屋でこの金属ミュートを装着して周りの奏者の迷惑にならないように指慣らしの基礎練習をしています。
ゴム製
ゴム製のミュートもありますが金属の方が音量を大幅カットできます。
壁に立てかける吸音材
壁に貼るタイプと書いてありますが、立てかけるだけでも効果はあります◎
文字通り、「音を吸ってくれる」ものです。例えば、人がいないホールやお部屋で練習すると音も良く響き音量も大きく聞こえますが、人が入ると服が音を吸ってあんまり音が通らない(響かなく)なりますよね。
その原理で、お部屋に吸音材を置くと、騒音問題の心配は減ることでしょう。
壁に貼るタイプのものだとより高い効果を得られると思います。音楽スタジオの壁がでこぼこしているのも吸音するためなのです◎
床に敷く吸音マット
床に敷いて音を吸ってもらいます。自分の立っている場所だけでよいのでマットの面積が小さくても大丈夫です。バイオリンの響きは少なくとも体にも残るので、マットに吸音してもらうのもひとつの手でしょう。
最後に:気を付けるポイント
いかがだったでしょうか?
防音対策以外でも、夜中まで練習したい方や、受験生などお勉強と両立したい生徒さんにもオススメのグッズでした。
木造建築の場合、隣の部屋や外に音漏れをしてしまうことはありますが、鉄筋コンクリートなら楽器可マンションじゃなくてもバイオリンくらいなら練習できると思います。(もちろん、隣人の聞こえ具合/気にする具合にもよるので注意です!)
今回ご紹介したものはあくまでも私の経験に基づいた防音対策であり、すべての人のシチュエーションにおいて解決策にあてはまることは保証できません。ただ、金額的にも対策しやすいものばかりなので試してみることをオススメします。
同居人の方やお友達、親御さんに別室や外に行ってもらって確認するとよいでしょう!
△WiFiはココがオススメ◎オンラインレッスンには欠かせないインターネット!
防音グッズを揃えて、快適なバイオリンライフをお送りください♪
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