【進学のための勉強優先でバイオリン練習時間確保が難しい生徒さん向け】勉強と両立できるレッスンができるバイオリン教室

バイオリンレッスン バイオリン教室

こんにちは!オンラインでバイオリンが習えるMOONバイオリン教室です。
最近、完全にオンラインレッスンのみでの指導となりましたが、たくさんのお問い合わせをいただき嬉しい限りです。国外の方の目にも止まっているようでSNSの力を感じております。

【オンラインでヴァイオリンを学ぶ】好きな時間に好きな場所でヴァイオリンレッスン

私の生徒さんたちは今のところ、バイオリンを趣味として習っている方が多いです。
大人の方には「練習ができなくても罪悪感をもたないで」という方針のもと指導しています。

学生の生徒さんは練習もたくさんしてくれて、(ご家族のサポートにも感謝!)課題もきちんとこなしてくれるバイオリンが大好きな生徒さんばかりで楽しいレッスンの時間を過ごしています。

ただ、趣味でバイオリンをしている学生さんが避けられないのは、定期テストや受験など、将来の自分のための分岐点があります。趣味のためとはいえこれまでたくさん練習していたバイオリンへ向き合う時間を減らさないといけない時がくるんですよね。

一番もったいないのが「受験だから」「勉強が忙しいから」バイオリンをやめてしまうこと。
「また習えば(練習すれば)感覚が戻ってくる!」というのは大きな計算ミス。
プロですら寝てる間に指がなまるのが怖い、一日練習しなかったら罪悪感がすごい、という世界です。
それをアマチュアがすると「もう弾けなくなっていた・・・」というケースが多いです。

 

はるか先生
プロにならないのならば「細く長く」が一番いい音楽への向き合い方だと思います。
練習しなくても週に1回レッスンで先生に感覚を戻してもらう、感覚を思い出す作業を増やすようにすればそんなに腕は落ちないでしょう。

ここで本題です。

練習しなくてもいい、という先生は実は少ない!

勘違いしてほしくないのが、生徒数を稼ぎたいあまり、練習をしなくても上達すると謳ったり、練習をしてこなくても褒めたり、それは詐欺です。
練習しなければ上達しないし、練習しない生徒の機嫌を取ることはレッスンではありません。
※社会人や大人の生徒さんは仕事やご家庭があるので練習は二の次でいいと効率よく弾きたい曲優先でレッスンしていますが先が長い子供の生徒さんはそういうわけにはいきません!

バイオリン講師の友人の間でいつも上がる話題が「生徒が練習してこないからレッスンできないんだよね・・・」です。
もちろん、練習してこない生徒は教えるのが難しいですし、毎度同じことを指導するのはエネルギーを消耗します。

それもそのはず、私の友人たちは幼いころから長時間の練習、大御所の先生のレッスン、数々のコンクールをこなし、高校から音楽高校、音楽大学を経てきた音楽中心の生活でした。バイトをしたことがある人も少ないでしょう。
そのため、音楽の道に進学しない勉強優先の生徒や、毎日仕事が忙しくバイオリンを触れない社会人に共感しにくいとこぼしていました

バイオリン講師友達
練習してこない生徒を上達させることは無理!練習してきてというか、もう適当にそのレッスン時間をやり過ごすかかな〜
はるか先生
私は練習してこなくてもそのレッスン時間で何か得られるものがあるように工夫してレッスンしてるよ。

MOONバイオリン教室は練習時間が確保できない生徒さんにも対応!

 

時は遡り、はるか先生が小学生の頃・・・

私がジュニアオケに入団していたころ、周りの友人はお医者さんの娘さん息子さん、大学教授の娘さん息子さんなど、親御さんの職業を継ぐためにバイオリンは趣味だけどお勉強もしっかりできている友人たちばかりでした。国立の帝国大学、医学部に進学した友人はもちろん、あの東京大学や海外の有名一流大学に進学した友人もいます。その友人たちの特徴は『受験期も楽器を続けたこと』です。

一般的に「お勉強が忙しくなるから習い事をやめないと」「中学生/高校生/大学生/社会人になったから」と辞めていく人が多いですが、さすがにこれまで培った技術力や感覚は冷凍保存のようなことは不可能です。残念ながら退化していくしかなくなるんですよね。

はるか先生
正直1日30分バイオリンを練習したところで志望大学に落ちる原因になるとも考えにくいです。。。

現に私はピアノを高校生の時に辞めてしまいとても後悔しています。譜読み力が落ちたことや音程が取りにくくなったこと、そしてバイオリンで使わなくなったヘ音記号が瞬時に読めなくなりました。

私が勉強優先の生徒さんに寄り添える理由

はじめにお伝えしておきますが、私は音楽高校ではなく一般の普通科の高校に進学しました。
そして、高校時代の私の通知表は5段階評価で4.9でした。体育以外はすべて5です。(※高校野球で甲子園にいくような高校だったので体育は運動部でないと5はもらえなかったそうです)

さすがに私がバイオリンを練習している時間に勉強したり塾に通ったり勉強一本で頑張っている人は越せず、いつも私の順位は40人いるクラスでは2〜5位くらいでした。

英語は満点で入学時は英語学年1位、世界史も学年1位を取り続けました。塾は数学塾だけ週に一度行っていました。

 

はるか先生
「バイオリンをしているから勉強できなくても仕方ないよね」と絶対言われたくなかったというのがモチベーション。負けず嫌い精神で勉強を頑張りました。

私が進学した高校は難関大学や国立大学を目指すための一般高校の進学コースでした。

中学生の頃に習っていたバイオリンの先生に「お勉強もできなくちゃバイオリニストにはなれないよ」と言われ、当時バイオリンさえできれば勉強なんかできなくてもいい、と甘えていた私の考えは変わり、猛勉強するようになりました。そして、バイオリンと同じくらい勉強に打ち込みました。

私はバイオリニストを目指していましたが、大学院と音楽留学で音楽の専門的なことは勉強することにして、高校時代、絶対に行きたい一般大学がありました。そこは偏差値もそこそこ高く、とても人気があったので推薦をもらうには競争率が激しかったのです。

はるか先生
勉強するうちに音楽以外にも学びたいことが出てきたから大学の学部は一般大学に進学したよ。そのあと大学院と海外留学で音大に行って学んだけどね。

そこで、「受験勉強の時間をバイオリンに充てたい」と思っていた私はバイオリンと勉強を両立させて学年上位をキープし、日ごろの試験で良い結果を出し続け、指定校推薦を勝ち取りました。

バイオリンは毎日5時間以上練習しコンクールや音楽祭や講習会にも出まくっていましたが、勉強にも同じくらい力を注いだので、正直、第一志望の福岡のその大学だけでなく、どの大学でも選べる、という最強の状態でした。
指定校推薦で早めに合格したのでバイオリンに時間を割くことができました。

何が言いたいかというと、自慢や武勇伝を言いたいわけではなく、バイオリンがあったから勉強も頑張れたし、勉強をしていたからバイオリンも上達した、ということを身をもって実感したことをお伝えしたいです。

私の生徒には未来ある幼児や学生さんも多く在籍しています。
楽器が嫌いになってもう習いたくない!という状況でなければ細く長くレッスンを受け続けることをオススメします。
残念ながら、「昔バイオリンを習ってたんだよね」とい人は大体もう弾けなくなっています。
ジュニアオケでバイオリンを一緒に弾いていた友人たちも次々に辞めていき、久々会ったときは「辞めずに続けておけばよかった」と口を揃えて言っています。

辞めるのは簡単です、でも一度しかない人生、自分の人生を豊かにしてくれる、せっかく手に入れた技術や経験を手放すのはもったいない!と正直おもってしまいます!

勉強とバイオリン練習の両立をしてきたバイオリンの先生です

正直、うちのバイオリン教室以外だと、プロを目指さないにしても「練習しないことへの理解はない」と捉えてよいでしょう。練習してこない(できない)生徒への指導方法は先週と同じことを言い続ける以外はないのだと思います。すでにバイオリンの指導者仲間からそういう相談を受けました。

そして、その要求はバイオリンが上達していくにつれて技術の難易度が増し、練習時間も必要となってきて、「バイオリンを辞める」という選択肢がちらついてくることになります。

お勉強を頑張らなきゃいけない生徒さんへのアドバイス

試験前はさすがにレッスンを延期しても良いですが、練習してこなくてもいいのでバイオリン演奏を先生に見てもらうようにはしてください。与えられたレッスン時間でいかに技量を落とさないようなコツを学ぶか、また、技術面は少し置いといて音楽的な表現法を学ぶなど、今の自分に合ったレッスンを受けることができます。
MOONバイオリン教室ではひとりひとりに合った指導をケアを怠らず実践していきます。これは少人数教室だからできることです。

最後に:音楽は人生を豊かにする

5歳から習っていたピアノのK先生がいつも私に言ってくれていた言葉です。
当時からK先生の言葉を信じていましたが、自分の人生を通して音楽に携わった結果、私も生徒に語り継ぐ言葉はK先生と同じ言葉です。
普通科の高校に通っているとさすがに2つの楽器の練習時間が確保できなかったので、バイオリニストの道を歩むためピアノのレッスンはお休みしましたが、K先生には音楽理論や楽典、ソルフェージュのレッスンを受けお世話になりました。地元から離れた今でも時々電話したり、帰省したら会いに行ったり、プロになってからはK先生から時々演奏のお仕事を頂いたり、音楽家の卵から音楽家に育ててくれました。でも、もし音楽の道に進まなかったとしてもK先生から育ててもらった心の部分は大人になっても私に音楽の楽しさや尊さを感じ続けただろうなぁと思います。

私が「バイオリンの先生」となった今、このように自分にとってロールモデルとなる先生がいることは、私にとってとても幸せなことです。

はじめまして【はるか先生】です!

【はるか先生の指導方針まとめ】

★練習しなくてもバイオリンを続けるためのレッスンが可能(学生から社会人まで)
→一般高校で上位成績をキープしながら勉強も両立させてきた経験を活かしてレッスンします。
→正直、バイオリンだけ一本でやってきた音楽を優先にしてきた先生が、勉強を優先させる練習不足の生徒にレッスンするのは困難(実際に同業者より相談アリ)

★うまくなることが重要ではないし、弾く時間がないなら辞めるべきという考えは持たなくていい
→「昔バイオリン習ってたんだよね」という人は残念ながら「今」弾けない

★細く長くやったもん勝ち
→プロですら毎日研究、毎日修行の世界。明確なゴールがないからこそ、弾きたい曲を弾いたり、人前で披露したり、MOONバイオリン教室でのレッスンや発表会を経て豊かな音楽ライフを一緒に送りましょう!

バイオリン教室

【MOONバイオリン教室】入会までの流れ(対面レッスンの場合)

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【東京&オンライン】バイオリンの先生
バイオリン学習者のためのレッスンお助けブログ、「はるか先生!」ブロガーです♪(生徒募集中!) ◉3歳〜老若男女問わず、国境も越えてレッスン中 ◉音楽教育修士課程修了の「教育のプロ」 ◉幼児教育に特化したレッスンを特別価格で提供中 ◉海外での経験を活かした指導 ◉早朝/深夜レッスン可能(※オンライン) 2019年、ウィーン留学から帰国、東京在住。 大学院在学中から演奏活動、ヴァイオリン指導、執筆活動しています。
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