こんにちは、東京都・練馬区でバイオリン個人教室(MOONバイオリン教室)を主宰し、対面やオンラインでバイオリンの先生をしているはるか先生です♪
バイオリンに憧れを抱いて、「こんな曲も弾けると良いなぁ」と、バイオリンを習い始めてまず、音程、リズム、練習時間確保、ビブラート・・・など当たり前ですが数々の壁にぶち当たります。
もくじ
たった半年でバイオリンの上達が顕著な生徒も!
ただ、小学生の生徒が半年で鈴木メソードの1巻を卒業したのは初心者さんにとって希望が持てる結果だと思います。(時々さぼりつつよく頑張りました◎)
その生徒さんが半年で音程もよく、最短で鈴木メソード1巻を合格できたかというと
・週に1回のレッスンを休まず来る
・1日に30分は練習する
・新しい曲は弾く前に歌って練習する
・完全な初心者だった
ということ。上3つは正しい練習方法として関連ブログもリンクを載せておくのでお読みください。
「完全に初心者だった」ということは基礎からきちんと正しいメソッドを教えられたので、経験者で悪い癖を直さなきゃ・・・という方に比べて改善する悪い癖がなかったことが上達への近道でした。もちろん経験者もレッスンできますが、根気強くついてきてほしいと思います!
5年習っても弾けない人もいる・・・!
残念なことに経験者の生徒さんで「5年も習ってるのに実は楽譜が読めていなかった」「テンポ感が全く分からずノリでリズムを取ってきた」という方がいました。バイオリン教本も前の先生の強行突破で中級者の教本を練習させられていました。
この場合は、前に習っていた先生の指導があまり良くなかったのだろうと思います。
基礎という土台がなければ美しい音楽は成り立ちません。生徒さんご本人と話し合った後に、お互い根気強くまた鈴木メソード1巻から音程とリズムをやり直し3ヶ月ほどで基礎を作り上げました。その生徒さんからは「妻から『やっとバイオリンらしい綺麗な音が出せるようになったね』と言われました、大切な基礎を教えてくれた先生のおかげです」と報告を受けた時は嬉しかったです。でも1番はご本人の努力ですから、山を越えてくれたことに感謝です。
※バイオリンを趣味にする方を想定しての記事です。プロ編はまた別で!
【バイオリン上達するには①】早ければ早いほど良い
私は3歳からバイオリンを始めました。考えすぎずに自然と弾けると本人も楽なので早期教育をお勧めします。もちろん、小学生、中学生から始めても趣味にする分には遅すぎるということはないので習いたい!と思った時がチャンスです。
【バイオリン上達するには②】毎日5分でも良いので楽器に触る
少しでも楽器を触らないと、感覚を忘れて鈍っていきます。そして練習が更に嫌になり自己嫌悪と罪悪感でレッスンに行きたくない・・・という流れになります、特に大人の生徒さん。長時間練習することが正義ではありません。そもそも趣味で楽しむために始めたのですから。でもバイオリンだけでなくどんな趣味でも愛を持って接し続けることが大事なことじゃないかと思っています。
【バイオリン上達するには③】週1でレッスンに来る
「忙しいし練習してないからレッスン休みます」という方が多いです。特に大人の生徒さん。ブログの下部にも口酸っぱく綴っていますが独学では上達しにくい楽器です。レッスンではそもそもできていない部分を弾けるようになるために先生からヒントをもらうものなので、変なプライドは捨ててきちんと定期的にレッスンを受けましょう。
【バイオリン上達するには④】習慣にしてしまえば早い
結局のところ、すべての趣味に言えることですが「継続は力なり」です。バイオリンの練習とバイオリンのレッスンを欠かさず定期的に受けることが地道ですが上達する方法だと思います。
【バイオリン教室】レッスン生徒、募集中です!
子供の習い事にはもちろん、また大人の方の習い事にもバイオリンは最適です♪最短で上手くさせる自信があります。初心者さんも大歓迎です。ご興味のある方、お問い合わせください。(関連記事に詳細あります)
最後に:バイオリンは独学で習得できる?
残念ながらバイオリンを独学で習得することは難しいです。弾くことに対して誰にも聞かせることもなく自分だけが満足できればいいですが、音楽は聴衆がいて成り立ちます。せっかくならきちんとレッスンを受けて、「正しい練習方法」を学びましょう。
初心者の方ははじめが肝心。自分のフォームをプロに直接教えてもらいましょう。一度でもこれまで独学でやってきた方はプロのレッスンを受けることをオススメします。ペースが遅くても気にしなければ一ヶ月に一回だけでもいいので、これ以上のブランクを空けずにレッスンを受けることが大事です。
なぜ独学が難しいかというと、左手、右手、音色、音楽の作り方…など自分だけではそれが正しいか判断できません。客観的に見てもらうことを経て、バイオリンの音色を楽しむことができるのです。
そのため、このワンポイントレッスンはちょっとしたヒントとしてみていただけると嬉しいです。
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