こんにちは、ちゃんはるです。東京都・練馬区のバイオリン教室やオンラインでバイオリンの先生をしています。
もくじ
拍子記号と調号を把握
階名で歌う
階名とはドレミ…のこと。よくレッスンで生徒に楽譜のフレーズを歌わせます。きちんと歌える=理解している、ということになります。すぐ終わる練習なのでオススメです。
リズムに気をつけて歌う
強弱に気をつけて歌う
リズムが定着してきましたね。その次に楽譜の強弱記号に気をつけながら音名で歌いましょう。ここでも音程は気にせずお経のような一定の音程で歌ってください。
p[ピアノ]の時は弱く、f[フォルテ]の時は強く、楽譜に表記してあることは正確に再現しましょう。
【注意点】これは絶対にしないで!
「早く上手になりたい!」と、焦る気持ちはわかります。しかし、以下の行為は邪道かつ遠回りになってしまうので絶対にやめましょう!
CDを耳コピする
楽譜を正しく読まなくなる原因になります。ノリや雰囲気でその曲自体が弾けるようになっても、根本的な解決にはならず、次の曲に進んでもまだ譜読みができない状態のままなのです。
階名を書く
音符の上にドレミ…と、階名を書く方がたくさんいます。最初の最初だけは目をつぶりますが、ずっと描き続けていては音符を読めることにはならないので反射的にその音が出せるように最初のうちに楽譜を読めるようになっておきましょう。決して難しくありません。
指番号を全ての音に書く
指で覚えてしまい、曲の理解に繋がらないからです。「この音はA線なのかE線なのか…」と押さえる指がわからないときやゆくゆくレベルアップした時の「ポジション移動」の際には書き込んではいいですが、まだ初級のうちでバイオリンを弾くことに慣れていない人は絶対に全ての音に指番号を書くことはしないでください!
最後に:バイオリンは独学で習得できる?
残念ながらバイオリンを独学で習得することは難しいです。弾くことに対して誰にも聞かせることもなく自分だけが満足できればいいですが、音楽は聴衆がいて成り立ちます。せっかくならきちんとレッスンを受けて、「正しい練習方法」を学びましょう。
なぜ独学が難しいかというと、左手、右手、音色、音楽の作り方…など自分だけではそれが正しいか判断できません。客観的に見てもらうことを経て、バイオリンの音色を楽しむことができるのです。
そのため、このワンポイントレッスンはちょっとしたヒントとしてみていただけると嬉しいです。