こんにちは、東京都・練馬区でバイオリン個人教室(MOONバイオリン教室)を主宰し、対面やオンラインでバイオリンの先生をしているはるか先生です♪
バイオリン習得に必要な気持ち、それは「急がば回れ」です。上達したいならすぐに結果を求めないことが大事。しかし、焦ってしまうのが人間のサガですよね、私自身もせっかちなのでとてもわかります。
今回、バイオリンの練習でしてはいけない例を幾つか挙げたいと思います。
もくじ
【バイオリン練習してはいけない例①】音名を書いてしまう
「楽譜が読めないから音符にドレミを書いてしまいました・・・」という生徒さんがいらっしゃいますがこれは絶対にしてはいけません! 跳躍があって高い音が読めない、というのであってもそこの反復練習をすれば嫌でも覚えます。まずはG線〜E線までファーストポジションの音符を覚えましょう!たった16個だけです!!九九より簡単です!!
◉譜読みレッスンもしています。お気軽にお問い合わせください
【バイオリン練習してはいけない例②】リズムをノリで数える
耳で覚えたメロディをそのまま弾いてしまう癖は早めに治しましょう。1曲をノリで弾けてしまっても次につながるステップにはなりません・・・。できればメトロノームでゆっくり弾くのがいいですが、結局メトロノームを聞けずに練習にならない場合が多いです。ゆっくり歌って、16分音符を1として数えるなどテンポを細かく数えてゆっくり正確に地道に我慢強く正しい練習を心がけましょう。
【バイオリン練習してはいけない例③】音源を聴きすぎる
楽譜を読んでもわからない!とか雰囲気をつかみたい!なら2、3回くらいは聴いても良いですが、覚えこむまで聞かないようにしましょう!耳で聴いてメロディを覚えて弾くのはそんなに難しいことではありません。意外と雰囲気で弾けてしまいます。だから怖いのです。その曲を弾き終えても楽譜が読めないまま先に進むことは傷(=問題)から目をそらしている状態と同じです。傷が悪化する前に治しましょう!
【バイオリン練習してはいけない例④】出してる音を無視する
自分の音を聞くこと!とは生徒によく言うし、私もバイオリンを弾く上でとても気をつけています。自分の音を聞いていない状態とはつまりどういうことかというと、自分の脳内に流れている音を聞いているということです。理想と現実の差を埋めるための練習です。自分の音をきちんと聞いて、こまめに理想と現実を近づける練習をしましょう。
これらは初心者さんが陥りやすいのですが、乗り越えなければいけない山のひとつです。
【バイオリン教室】レッスン生徒、募集中です!
子供の習い事にはもちろん、また大人の方の習い事にもバイオリンは最適です♪最短で上手くさせる自信があります。初心者さんも大歓迎です。ご興味のある方、お問い合わせください。(関連記事に詳細あります)
最後に:バイオリンは独学で習得できる?
残念ながらバイオリンを独学で習得することは難しいです。弾くことに対して誰にも聞かせることもなく自分だけが満足できればいいですが、音楽は聴衆がいて成り立ちます。せっかくならきちんとレッスンを受けて、「正しい練習方法」を学びましょう。
初心者の方ははじめが肝心。自分のフォームをプロに直接教えてもらいましょう。一度でもこれまで独学でやってきた方はプロのレッスンを受けることをオススメします。ペースが遅くても気にしなければ一ヶ月に一回だけでもいいので、これ以上のブランクを空けずにレッスンを受けることが大事です。
なぜ独学が難しいかというと、左手、右手、音色、音楽の作り方…など自分だけではそれが正しいか判断できません。客観的に見てもらうことを経て、バイオリンの音色を楽しむことができるのです。
そのため、このワンポイントレッスンはちょっとしたヒントとしてみていただけると嬉しいです。
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